映画ログ

MON CRIME『私がやりました』感想 | フランス流エレガント・コメディ

ネタバレなしで語る『私がやりました』の感想。1930年代のパリを舞台に、新人女優と駆け出し弁護士の友情と奮闘を描いたフランソワ・オゾン監督作。ユーモアや法廷劇の緊張感、シンデレラストーリー的な要素まで盛り込みながらも、軽やかで観やすい仕上がりが魅力です。レトロな映像美とフランス語の響きが作品の雰囲気をいっそう際立たせ、単なるコメディにとどまらない深みを与えています。
映画ログ

28 DAYS LATER『28日後…』感想 | 荒削りでも熱い、感染パニックの原点

ネタバレなしで語る『28日後...』の感想。ロンドンの街が突如として無人となり、わずかな生存者が感染者の脅威にさらされる──『28日後…』は、ダニー・ボイル監督が描く衝撃のパンデミック・スリラー。ゆっくり迫るゾンビ像を覆し、凄まじいスピードで襲いかかる感染者の存在はホラー表現を一新しました。キリアン・マーフィの映画初主演作としても知られ、後の『28週後…』や『28年後…』へと繋がる記念碑的作品です。都市の静寂と人間の極限状況を鮮烈に描いた本作は、公開から20年以上経った今でもなお新鮮な恐怖と切実な問いを投げかけてきます。
映画ログ

HARD DAYS『最後まで行く』感想 | 理性のスイッチはオフでどうぞ

ネタバレなしで語る『最後まで行く』の感想。刑事が引き起こしたある事故。そこから始まる予測不能な追走劇。善悪の境界線が揺らぐ中、徐々に明かされていく真相と、迫りくる”何者か”の影──。藤井道人監督が描くスリリングな4日間。
映画ログ

THE OUTSIDER『アウトサイダー』感想 | 任侠×異邦人

ネタバレなしで語る『アウトサイダー』の感想。終戦直後の日本を舞台に、異国の男が“義理”を貫こうとするNetflix制作のヤクザ映画。主演はジャレッド・レト。全編日本ロケによるリアルな描写が光る一方で、ストーリー展開には賛否も。日本人から見ると違和感のある部分もありつつ、海外から見た“日本”の表現として興味深い側面もある作品。
映画ログ

THE KILLER『ザ・キラー』感想 | セリフじゃなく構図で語れ。

ネタバレなしで語る『ザ・キラー』の感想。デヴィッド・フィンチャー監督が描くのは、感情を排し任務を遂行する暗殺者が、思わぬ誤算により冷静さを失い、内なる狂気と対峙していく姿。セリフを最小限に抑え、構図や音響、音楽で心情を表現する本作は、まさに“静かなるスリラー”。
映画ログ

THE ORDER『オーダー』感想 | 信仰という名の狂気

ネタバレなしで語る『オーダー』の感想。アメリカで実在した白人至上主義組織「オーダー」の誕生と崩壊を描く、静かで重厚な社会派スリラー。ジュード・ロウとニコラス・ホルトが、正義と信念の名のもとに狂気へと堕ちていく姿を圧巻の演技で魅せる。監督の徹底した演出や実話の背景に触れながら、観る者に問いかける問題作です。
映画ログ

EXHUMA『破墓/パミョ』感想 | オカルティックな韓国ホラー

ネタバレなしで語る韓国のオカルトホラー『破墓/パミョ』の感想。一族に続く謎の病──呪われた墓“ムドメブルム”の調査に乗り出す巫女と弟子、そして風水師や葬儀師たち。伝統や霊的儀式、民間信仰を交えた緊張感あふれる一作。
映画ログ

6 UNDERGROUND『6アンダーグラウンド』感想 | 品のないユーモアと派手なアクション

ネタバレなしで語る超ド派手なNetflix映画『6アンダーグラウンド』の感想。死んだことにして正義を貫く、個性豊かなゴーストたちの活躍を描くアクション大作。爆破、カーチェイス、スタイリッシュな映像…とにかく全部盛り!ポリコレ感を自然に取り込んだキャラクター設定も好印象。深く考えずに楽しめる爽快アクション、だけじゃない何かもある…?
映画ログ

CONCLAVE『教皇選挙』感想 | 伝統の中の闇と思惑

ネタバレなしで語る『教皇選挙』の感想。閉ざされたシスティーナ礼拝堂で、次期ローマ教皇を決めるための選挙が始まる。世界中から集まった枢機卿たちは、信仰と権力、そして個人的な秘密を胸に秘めながら投票に臨む。そして、静寂の中に広がっていく波紋──。密室という極限状況で浮かび上がる“人間”の本質と、真実を求める意志。レイフ・ファインズ主演、緊迫感あふれる心理サスペンス。
映画ログ

ANOTHER SIMPLE FAVOR『アナザー・シンプル・フェイバー』感想 | ちょっと不思議な”毒”入りファッションコメディ

ネタバレなしで語る『アナザー・シンプル・フェイバー』の感想。イタリア・カプリ島を舞台に、アナ・ケンドリックのキュートさとブレイク・ライブリーのゴージャスさ、毒とユーモアの掛け合いで魅せる“ファッション×コメディ”。本気のミステリーを期待すると肩透かしだけど、華やかさと軽妙さで最後まで楽しい一本。前作を詳しく覚えていなくてもOK。
タイトルとURLをコピーしました